学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ B. 精神状態・言語 / Q0095

理由で解く 臨床医学総論

Q0095 全身の診察

出典:鍼灸 第18回(2010) 問題62
問題
認知症の初期症状として人格障害が特徴的なのはどれか。
選択肢
1 アルツハイマー病
2 レビー小体型認知症
3 脳血管性認知症
4 ピック病
解答
正解4(ピック病)
解説
✗ 1. 誤り
アルツハイマー病
アルツハイマー病の初期症状は記憶障害(物忘れ)であり、人格は比較的保たれる。
✗ 2. 誤り
レビー小体型認知症
レビー小体型認知症は幻視やパーキンソニズムが初期から特徴的である。
✗ 3. 誤り
脳血管性認知症
脳血管性認知症は脳血管障害に伴い階段状に悪化し、まだら認知症が特徴。
✓ 4. 正解
ピック病
✓ 正しい。 ピック病(前頭側頭型認知症の一型)は前頭葉・側頭葉の限局性萎縮により初期から人格変化(脱抑制、反社会的行動など)が目立つのが特徴である。アルツハイマー病は記憶障害が初発症状、レビー小体型認知症は幻視・パーキンソン症状、脳血管性認知症はまだら認知症が特徴的である。
ポイント
  • ピック病は初期から人格変化が目立つ前頭側頭型認知症である。
  • ピック病(前頭側頭型認知症の一型)は前頭葉・側頭葉の限局性萎縮により初期から人格変化(脱抑制、反社会的行動など)が目立つのが特徴である。
  • アルツハイマー病は記憶障害が初発症状、レビー小体型認知症は幻視・パーキンソン症状、脳血管性認知症はまだら認知症が特徴的である。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
認知症の型 特徴 初期症状
アルツハイマー型 最多、緩徐進行、脳萎縮 記銘力障害(もの忘れ)
脳血管性 2番目に多い、階段状悪化 まだら認知症、感情失禁
レビー小体型 幻視が特徴的 パーキンソン症状、幻視
前頭側頭型(ピック病) 前頭葉・側頭葉萎縮 人格障害、行動異常
解説画像
鍼灸 第18回(2010) 問題62|認知症の初期症状として人格障害が特徴的なのはどれか。 解説図
鍼灸 第18回(2010) 問題62|認知症の初期症状として人格障害が特徴的なのはどれか。
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