学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ A. 体温 / Q0023

理由で解く 臨床医学総論

Q0023 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:鍼灸 第2回(1994) 問題67
問題
腋窩温と直腸温との比較で正しい記述はどれか。
選択肢
1 腋窩温が約2℃低い。
2 腋窩温が約1℃低い。
3 直腸温が約1℃低い。
4 直腸温が約2℃低い。
解答
正解2(腋窩温が約1℃低い。)
解説
✗ 1. 誤り
腋窩温が約2℃低い。
腋窩温が約2℃低いのは差が大きすぎる。実際には約0.6〜1.0℃の差である。
✓ 2. 正解
腋窩温が約1℃低い。
✓ 正しい。 腋窩温は直腸温より約0.6〜1.0℃低い。直腸温は体腔内温度に近く、外界温度の影響を受けにくいため最も正確な体温に近い。腋窩温は口腔温よりもさらに0.2〜0.5℃低い。測定部位による体温の差は、直腸>口腔>腋窩の順である。
✗ 3. 誤り
直腸温が約1℃低い。
直腸温は腋窩温より高く、直腸温が低いというのは逆である。
✗ 4. 誤り
直腸温が約2℃低い。
直腸温が約2℃低いというのは逆であり、直腸温は腋窩温より高い。
ポイント
  • 体温の測定値は直腸>口腔>腋窩の順で、腋窩は直腸より約1℃低い
  • 腋窩温は直腸温より約0.6〜1.0℃低い。
  • 直腸温は体腔内温度に近く、外界温度の影響を受けにくいため最も正確な体温に近い。
  • 重要用語: 腋窩は直腸より約1℃低い を正確に理解しておくこと。
比較表
測定部位 正常値の目安 直腸温との差 特徴
直腸 約37.5℃ 基準 体腔内温度に最も近い。最も正確
口腔 約37.0℃ 約0.4〜0.5℃低い 食事・飲水の影響を受けやすい
腋窩 約36.5℃ 約0.6〜1.0℃低い 日本で最も一般的。外気温の影響あり
鼓膜 約37.0℃ ほぼ同等 短時間で測定可能。乳幼児にも有用
解説画像
鍼灸 第2回(1994) 問題67|腋窩温と直腸温との比較で正しい記述はどれか。 解説図
鍼灸 第2回(1994) 問題67|腋窩温と直腸温との比較で正しい記述はどれか。
キーワード
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手