学習トップ理由で解く 臨床医学各論第10章 ▸ A. 赤血球疾患 / Q1003

理由で解く 臨床医学各論

Q1003 血液・造血器疾患

出典:あマ指 第26回(2018) 問題72
問題
「60歳の女性。主訴は黄疸。発熱と腹痛は認めない。貧血と間接ビリルビンの上昇が認められ、腹部超音波検査では脾腫と胆石を認めた。」黄疸の診察部位として正しいのはどれか。
選択肢
1 眼瞼結膜
2 眼球結膜
3 口腔粘膜
4
解答
正解2(眼球結膜)
解説
✗ 1. 誤り
眼瞼結膜
眼瞼結膜は貧血の診察部位として用いられ、結膜の蒼白(貧血)を観察する。黄疸の診察部位としては眼球結膜が最も適切である。
✓ 2. 正しい
眼球結膜
黄疸の診察部位として最も適切なのは眼球結膜(白目の部分)である。ビリルビンは弾性線維に親和性が高く、弾性線維が豊富な眼球結膜に最も早く黄染が出現する。血清総ビリルビン値が2〜3mg/dL以上で肉眼的に確認できる。
✗ 3. 誤り
口腔粘膜
口腔粘膜(口蓋粘膜など)でも黄疸を確認できることがあるが、眼球結膜の方が鋭敏で標準的な診察部位である。
✗ 4. 誤り
舌は黄疸の標準的な診察部位ではない。舌は脱水(舌の乾燥)、貧血(舌の蒼白)、巨赤芽球性貧血(ハンター舌炎)の評価に用いる。
ポイント
  • 黄疸の診察部位は眼球結膜が最も鋭敏で標準的である。自然光下で観察することが重要である。
  • 貧血の診察部位は眼瞼結膜(下眼瞼を引いて観察)である。黄疸と貧血の診察部位を区別する。
  • 黄疸は血清総ビリルビン値が2〜3mg/dL以上で肉眼的に確認でき、ビリルビンは弾性線維に親和性が高い。
  • 重要用語: 黄疸、眼球結膜、眼瞼結膜 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第26回(2018) 問題72|「60歳の女性。主訴は黄疸。発熱と腹痛は認めない。貧血と間接ビリルビンの上昇が認められ、腹部超音波検査では脾腫と胆石を認めた。」黄疸の診察部位として正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第26回(2018) 問題72|「60歳の女性。主訴は黄疸。発熱と腹痛は認めない。貧血と間接ビリルビンの上昇が認められ、腹部超音波検査では脾腫と胆石を認めた。」黄疸の診察部位として正しいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学各論
App Store入手