学習トップ理由で解く 臨床医学各論第6章 ▸ C. 副腎疾患 / Q0494

理由で解く 臨床医学各論

Q0494 内分泌疾患

出典:鍼灸 第7回(1999) 問題76
問題
高血圧がみられない疾憲はどれか。
選択肢
1 原発性アルドステロン症
2 クッシング症候群
3 アジソン病
4 褐色細胞腫
解答
正解3(アジソン病)
解説
✗ 1.
原発性アルドステロン症
✗ 正しい。原発性アルドステロン症ではアルドステロン過剰によりNa・水の再吸収が亢進し、循環血液量増加により高血圧を呈する。低K血性アルカローシスを伴う。
✗ 2.
クッシング症候群
✗ 正しい。クッシング症候群ではコルチゾール過剰によりNa貯留・血管反応性亢進が生じ高血圧を呈する。
✓ 3. 誤り
アジソン病
アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、アルドステロン低下によるNa再吸収減少で循環血液量が低下し低血圧を呈する。高血圧ではなく低血圧が特徴である。
✗ 4.
褐色細胞腫
✗ 正しい。褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により血管収縮・心拍出量増加が生じ、発作性または持続性の高血圧を呈する。
ポイント
  • 副腎疾患のうちアジソン病のみが低血圧を呈し、他3疾患はすべて高血圧をきたす
  • アジソン病は副腎皮質機能「低下」症であり、ホルモン低下→低血圧という関係を押さえる
  • 二次性高血圧の原因として原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫は頻出
  • 重要用語: アジソン病, 低血圧, 原発性アルドステロン症, クッシング症候群, 褐色細胞腫 を正確に理解しておくこと。
比較表
副腎疾患 過剰/低下ホルモン 血圧
原発性アルドステロン症 アルドステロン過剰 高血圧
クッシング症候群 コルチゾール過剰 高血圧
褐色細胞腫 カテコールアミン過剰 高血圧(発作性)
アジソン病 コルチゾール・アルドステロン低下 低血圧
解説画像
鍼灸 第7回(1999) 問題76|高血圧がみられない疾憲はどれか。 解説図
鍼灸 第7回(1999) 問題76|高血圧がみられない疾憲はどれか。
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