学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ C. ウイルス感染症 / Q0075

理由で解く 臨床医学各論

Q0075 感染症

出典:鍼灸 第30回(2022) 問題68
問題
アデノウイルス感染症はどれか。
選択肢
1 流行性耳下腺炎
2 流行性角結膜炎
3 伝染性単核球症
4 手足口病
解答
正解2(流行性角結膜炎)
解説
✗ 1. 誤り
流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスによる感染症であり、アデノウイルス感染症ではない。飛沫感染で伝播し、耳下腺腫脹と発熱が主症状である。
✓ 2. 正しい
流行性角結膜炎
流行性角結膜炎(はやり目)はアデノウイルスによる感染症である。強い感染力を持ち、接触感染で広がる。眼の充血・流涙・眼脂・眼瞼腫脹が主症状であり、学校保健安全法で出席停止の対象となる。アデノウイルスは咽頭結膜熱(プール熱)の原因としても重要である。
✗ 3. 誤り
伝染性単核球症
伝染性単核球症はEBウイルス(エプスタイン・バーウイルス、HHV-4)による感染症であり、アデノウイルス感染症ではない。発熱・咽頭痛・リンパ節腫脹・肝脾腫が主症状で、異型リンパ球の出現が特徴的である。
✗ 4. 誤り
手足口病
手足口病はコクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などのエンテロウイルスによる感染症であり、アデノウイルス感染症ではない。手掌・足底・口腔内に水疱性発疹が出現し、小児に好発する。
ポイント
  • アデノウイルス感染症の代表は「流行性角結膜炎(はやり目)」と「咽頭結膜熱(プール熱)」であり、どちらも必ず覚えること。
  • ウイルスと疾患の対応関係を整理すること。ムンプスウイルス=流行性耳下腺炎、EBウイルス=伝染性単核球症、エンテロウイルス=手足口病。
  • 重要用語: アデノウイルス, 流行性角結膜炎, ムンプスウイルス, EBウイルス, エンテロウイルス を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第30回(2022) 問題68|アデノウイルス感染症はどれか。 解説図
鍼灸 第30回(2022) 問題68|アデノウイルス感染症はどれか。
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