学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ C. ウイルス感染症 / Q0067

理由で解く 臨床医学各論

Q0067 感染症

出典:鍼灸 第27回(2019) 問題67
問題
アデノウイルス感染症はどれか。
選択肢
1 伝染性単核球症
2 流行性角結膜炎
3 手足口病
4 突発性発疹
解答
正解2(流行性角結膜炎)
解説
✗ 1. 誤り
伝染性単核球症
伝染性単核球症はEBウイルス(エプスタイン・バーウイルス、HHV-4)による感染症であり、アデノウイルス感染症ではない。発熱・咽頭痛・リンパ節腫脹・肝脾腫が主症状で、異型リンパ球の出現が特徴的である。思春期以降に多い。
✓ 2. 正しい
流行性角結膜炎
流行性角結膜炎(はやり目)はアデノウイルス(主に8型・19型・37型)による感染症である。結膜の充血・流涙・眼脂を呈し、感染力が非常に強い。アデノウイルスは咽頭結膜熱(プール熱、主に3型)の原因としても重要であり、発熱・咽頭炎・結膜炎の3徴を呈する。
✗ 3. 誤り
手足口病
手足口病はコクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などのエンテロウイルスによるウイルス感染症であり、アデノウイルス感染症ではない。手掌・足底・口腔内に水疱性発疹が出現し、小児に多い。
✗ 4. 誤り
突発性発疹
突発性発疹はヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)による感染症であり、アデノウイルス感染症ではない。生後6カ月~2歳の乳幼児に好発し、3~4日間の高熱の後、解熱とともに全身に発疹が出現する。
ポイント
  • アデノウイルス感染症として「流行性角結膜炎(はやり目)」と「咽頭結膜熱(プール熱)」は必ず覚えること。どちらもアデノウイルスが原因。
  • ウイルスと疾患の対応関係は頻出。EBウイルス=伝染性単核球症、エンテロウイルス=手足口病、HHV-6=突発性発疹を正確に覚えること。
  • 重要用語: アデノウイルス, 流行性角結膜炎, 咽頭結膜熱, EBウイルス, エンテロウイルス, HHV-6 を正確に理解しておくこと。
比較表
疾患 原因ウイルス
流行性角結膜炎(はやり目) アデノウイルス
咽頭結膜熱(プール熱) アデノウイルス
伝染性単核球症 EBウイルス(HHV-4)
手足口病 コクサッキーA16・エンテロウイルス71
突発性発疹 HHV-6
解説画像
鍼灸 第27回(2019) 問題67|アデノウイルス感染症はどれか。 解説図
鍼灸 第27回(2019) 問題67|アデノウイルス感染症はどれか。
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