学習トップ理由で解く 臨床医学各論第13章 ▸ H. 精神科疾患 / Q1465

理由で解く 臨床医学各論

Q1465 その他の領域

出典:鍼灸 第27回(2019) 問題66
問題
アスペルガー症候群に伴わないのはどれか。
選択肢
1 知的障害
2 反復行動
3 特定分野への強いこだわり
4 社会的コミュニケーション障害
解答
正解1(知的障害)
解説
✓ 1. 誤り
知的障害
アスペルガー症候群(現在は自閉スペクトラム症に統合)は知的障害を伴わないことが大きな特徴である。知的機能は正常範囲またはそれ以上であり、言語発達にも明らかな遅れがみられない。知的障害を伴わない点で従来の自閉症と区別されていた。知的障害はアスペルガー症候群に「伴わない」ため、本問の正答となる。
✗ 2.
反復行動
✗ 正しい。反復行動(常同的・反復的な行動パターン)は自閉スペクトラム症の中核症状の一つであり、アスペルガー症候群でも特定のルーティンへの固執や同じ動作の繰り返しがみられる。これはアスペルガー症候群に「伴う」症状であるため、本問では不正解である。
✗ 3.
特定分野への強いこだわり
✗ 正しい。特定分野への強いこだわり(限定された興味・関心)はアスペルガー症候群の特徴的な症状である。特定のテーマに対して非常に深い知識を持ち、その分野に没頭する傾向がある。これもアスペルガー症候群に「伴う」症状である。
✗ 4.
社会的コミュニケーション障害
✗ 正しい。社会的コミュニケーション障害は自閉スペクトラム症のもう一つの中核症状であり、アスペルガー症候群でも対人関係における困難(相手の気持ちを読み取ることの難しさ、非言語的コミュニケーションの理解困難など)がみられる。
ポイント
  • アスペルガー症候群の最大の特徴は「知的障害を伴わない」ことであり、自閉スペクトラム症の中核症状(社会的コミュニケーション障害・反復行動・限定的興味)は認める。
  • 否定形の問題(「伴わないのはどれか」)では、正答は「伴わないもの」であることに注意する。
  • 本問は循環器疾患の分類であるが、他分野の知識(精神医学)も含めた横断的出題に対応する力が求められる。
  • 重要用語: アスペルガー症候群、自閉スペクトラム症、知的障害、社会的コミュニケーション障害 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第27回(2019) 問題66|アスペルガー症候群に伴わないのはどれか。 解説図
鍼灸 第27回(2019) 問題66|アスペルガー症候群に伴わないのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学各論
App Store入手