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理由で解く 理学療法士
腹臥位では腹側(前胸部側)が下方の依存領域となり、背臥位に比べて肺の腹側への血流が相対的に増える。ARDSでの腹臥位療法の換気血流改善の根拠でもある。
血流は重力の影響を受け、下側(依存領域)に多く分布する。背臥位では背側が依存領域で血流が多いが、腹臥位にすると腹側が下方の依存領域となり、背臥位に比べて肺の腹側への血流分布が増加する。同時に腹臥位では背側肺の含気・換気が改善し、換気血流比の不均衡が是正されるため、ARDSなどで酸素化改善に用いられる。他の選択肢は生理に反する。腹臥位は横隔膜・背側優位の換気を促し、上部胸式呼吸を促進するものではなく、肺活量は座位・立位より低下する。
| 体位 | 依存領域(血流優位) |
|---|---|
| 背臥位 | 背側 |
| 腹臥位 | 腹側 |
| 立位・座位 | 肺底部 |
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