学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QP61A041
理由で解く 理学療法士
リハ開始基準では意識・鎮静(RASS)は概ね -2〜+1、体温<38℃、呼吸数はおおむね30〜35回/分未満、SaO2≥90%、FiO2<0.6が目安。RASS ― -1のみが安全域。
急性期リハの開始・中止基準(いわゆる離床基準)では、過度な鎮静・興奮、発熱、頻呼吸、低酸素、高濃度酸素依存はいずれも全身状態が不安定な指標であり、離床の禁忌ないし要注意所見となる。RASS ― -1は「呼びかけで容易に開眼・維持する軽い傾眠」で、鎮静が過度でも興奮でもない安定した意識状態を示し、基準範囲内といえる。他の選択肢はいずれも基準の許容範囲を逸脱しており、まず全身状態の安定化が優先される。大動脈解離では血圧・心拍のコントロールが特に重要で、これらの逸脱は解離進展・破裂リスクを高める。
| 項目 | 基準の目安 | 本問の値 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 鎮静(RASS) | -2〜+1 | -1 | 範囲内 |
| 体温 | <38℃ | 38.8℃ | 逸脱 |
| 呼吸数 | おおむね30〜35回/分未満(開始基準<35/中止基準30以上) | 38回/分 | 逸脱 |
| SaO2 | ≥90% | 85% | 逸脱 |
| FiO2 | <0.6 | 0.7 | 逸脱 |
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