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理由で解く 理学療法士
アキレス腱周囲炎は中年男性のランニング等オーバーユースで多い。保存療法が基本で、踵を挙上して腱の張力を減じる。Thompson陽性はアキレス腱断裂の所見。
アキレス腱周囲炎(パラテノン炎)は反復する牽引・摩擦ストレスによる腱周囲組織の炎症で、ランニングやジャンプ動作を行う活動的な中年男性に多い。治療は運動制限・ストレッチ・物理療法など保存療法が第一選択で、手術は難治例に限られる。装具では踵を挙上(ヒールリフト)してアキレス腱にかかる張力を軽減するのが有効で、逆につま先を高くする(足関節背屈方向)と腱が伸張され症状を悪化させる。Thompsonテスト(下腿三頭筋を把握して足関節底屈が起こるか)は陽性=底屈消失でアキレス腱断裂を示す所見であり、周囲炎では陰性である。
| 項目 | 周囲炎 | 断裂 |
|---|---|---|
| Thompsonテスト | 陰性 | 陽性(底屈消失) |
| 治療 | 保存療法が基本 | 手術または保存 |
| 装具 | 踵挙上(ヒールリフト) | 底屈位固定 |
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