学習トップ理由で解く 理学療法士第11章 ▸ 一般 / QP57P029

理由で解く 理学療法士

QP57P029 理学療法評価学

出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問29
問題
PEDIで正しいのはどれか。
選択肢
1 二分脊椎は対象にならない。
2 出生直後から使用可能である。
3 補装具の使用頻度を評価できる。
4 WeeFIMより評価項目が少ない。
5 機能的スキルは0〜3の4段階で評価する。
解答
正解3(補装具の使用頻度を評価できる。)
解説

PEDIはセルフケア・移動・社会的機能の3領域を、機能的スキル/介護者による援助/改造(modification)の3尺度で評価する小児の機能評価。補装具・改造の使用を評価できる。

PEDI(Pediatric Evaluation of Disability Inventory)は、おおむね生後6か月〜7歳6か月の小児を対象に、セルフケア・移動・社会的機能の3領域を、①機能的スキル、②介護者による援助、③改造(modification)の3つの尺度で評価する。③では車椅子や装具などの補助具・環境調整をどの程度使っているかをみるため、補装具の使用を評価できる(3が正)。①機能的スキルは各項目を「できない=0/できる=1」の2段階で採点する尺度であり、0〜3の4段階ではない(5は誤り)。4区分(なし・子ども用・リハビリ用・広範囲)で評価するのは③改造の尺度、0〜5の6段階で評価するのは②介護者による援助の尺度であり、段階数を尺度ごとに取り違えないことが要点である。対象は二分脊椎や脳性麻痺など疾患を問わず障害のある小児で、出生直後ではなく生後6か月ころから用いる。また機能的スキルだけで197項目あり、18項目のWeeFIMより項目数は格段に多い。

✗ 1. 誤り
二分脊椎は対象にならない。
疾患を問わず障害のある小児が対象で二分脊椎も含む
✗ 2. 誤り
出生直後から使用可能である。
対象はおおむね生後6か月以降で出生直後ではない
✓ 3. 正しい
補装具の使用頻度を評価できる。
補助具・環境調整(改造=modification)の使用を評価する尺度がある
✗ 4. 誤り
WeeFIMより評価項目が少ない。
機能的スキルだけで197項目あり、18項目のWeeFIMより多い
✗ 5. 誤り
機能的スキルは0〜3の4段階で評価する。
機能的スキルは「できない=0/できる=1」の2段階。4区分なのは改造の尺度
ポイント
  • PEDI=生後6か月〜7歳6か月の小児の機能評価
  • 3領域:セルフケア・移動・社会的機能
  • 機能的スキル=0/1の2段階(197項目)
  • 介護者による援助=0〜5の6段階/改造=4区分
  • 補装具・改造の使用を評価できる
比較表
PEDIの評価構成
評価尺度内容
機能的スキルセルフケア・移動・社会的機能の到達度
介護者による援助各領域の介助量
調整(modification)補助具・環境調整の使用
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手