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理由で解く 理学療法士
脊髄性失調は後索(深部感覚路)の障害で生じ、視覚代償が絶たれる閉眼時に動揺が増悪するRomberg徴候陽性が特徴。
運動失調は障害部位により小脳性・脊髄性(感覚性)・前庭性などに分類される。脊髄性運動失調は脊髄後索を通る深部(位置・振動)覚の障害により生じ、平衡を視覚で代償している。開眼では立位が保てても閉眼で視覚代償が絶たれると著明に動揺・転倒しやすくなる(Romberg徴候陽性)。これに対し小脳性失調では断綴性発語(爆発的・途切れる話し方)や酩酊様の失調性歩行がみられ、Romberg徴候は原則陰性(開閉眼で差が乏しい)。折りたたみナイフ現象は錐体路障害による痙縮の徴候、羽ばたき振戦は肝性脳症など代謝性脳症でみられる。よって脊髄性運動失調の所見はRomberg徴候陽性で、正解は5。
| 型 | 障害部位 | Romberg | 特徴的所見 |
|---|---|---|---|
| 脊髄性(感覚性) | 後索・深部感覚路 | 陽性 | 閉眼で動揺増悪 |
| 小脳性 | 小脳 | 陰性 | 断綴性発語・酩酊歩行・企図振戦 |
| 前庭性 | 前庭系 | 陽性傾向 | めまい・眼振 |
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