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理由で解く 理学療法士
ALSの呼吸筋麻痺による肺胞低換気で二酸化炭素が貯留する。PaCO2:60 mmHgは高度な換気不全でNPPV導入の指標。
ALSでは呼吸筋(横隔膜・肋間筋)が進行性に麻痺し、肺胞低換気による二型呼吸不全(CO2貯留)をきたす。NPPVは換気を補助してCO2を排出し、症状緩和と生命予後の改善に有用で、日中の高炭酸ガス血症(PaCO2上昇)や夜間低換気が導入の指標となる。PaCO2:60 mmHgは正常上限(約45 mmHg)を大きく超える高度な換気不全を示し、NPPV適応にあたる。PaO2:80 mmHgとSpO2:94 %はほぼ正常、最大吸気圧75 cmH2Oや%FVC:85 %も呼吸筋力・肺活量が比較的保たれた状態で、いずれも適応の根拠にならない。
| 指標 | 評価 |
|---|---|
| PaCO2 上昇(約45超) | 換気不全・導入の指標 |
| 夜間SpO2低下 | 夜間低換気・導入の指標 |
| %FVC 低下(約50%) | 呼吸機能低下・導入検討 |
| PaO2・SpO2 正常 | 適応の直接指標にならない |
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