学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP55P012
理由で解く 理学療法士
本症例は脊髄小脳変性症(小脳性運動失調)。FMAは脳卒中片麻痺の運動機能評価であり失調の評価には不適切。
経過(緩徐進行する歩行失調・構音障害・四肢協調運動障害)と画像(小脳・脳幹萎縮)から、脊髄小脳変性症など小脳性運動失調の病態が考えられる。評価には協調運動障害・平衡機能・失調の重症度を捉える指標が適する。FMA(Fugl-Meyer assessment)は脳卒中片麻痺に対し共同運動・分離運動・反射などを段階評価する尺度で、麻痺のない小脳失調の病態を適切に反映できないため不適切である。他は失調の要素を直接評価できる。
| 指標 | 対象/目的 |
|---|---|
| SARA | 小脳失調の重症度(8項目) |
| FBS(BBS) | 静的・動的バランス |
| 踵膝試験・鼻指鼻試験 | 四肢の協調運動・測定障害 |
| FMA | 脳卒中片麻痺の運動機能(不適) |
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