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理由で解く 理学療法士

一定負荷で心拍数が定常状態(プラトー)に達する最大の負荷がAT相当であり、本図では40Wattsがそれにあたる。
AT(嫌気性代謝閾値)以下の一定負荷運動では、心拍数は運動開始後数分で一定値に落ち着き定常状態(プラトー)に達する。一方、ATを超える負荷では代謝性アシドーシスなどにより心拍数が運動中ずっと上昇し続け(心拍ドリフト)、定常状態に達しない。本図では30・35・40Wattsの3本は心拍数が一定値で平坦化して定常状態に達しているのに対し、45・50Wattsは運動終了まで心拍数が漸増し続けて定常状態に達していない。したがって定常状態に達する最も高い負荷は40Wattsであり、これがAT相当の負荷、すなわち全身持久力トレーニングの運動強度として最も適切な負荷となる。
| 指標 | ATでの変化 |
|---|---|
| 心拍数 | 傾きが急峻化する折れ点(HR break point) |
| 換気量(VE) | 急増(換気性作業閾値) |
| 血中乳酸 | 上昇し始める(約2mmol/L) |
| 主観的強度 | ややきつい(Borg 12〜13) |
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