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理由で解く 理学療法士
段階3は『重力に抗して全可動域を動かせる』段階。座位で肩関節を屈曲位に保ち、重力に抗して肘関節を伸展させることで上腕三頭筋の段階3が判定できる。
DanielsらのMMTで段階3は重力に抗して全可動域を完遂できる筋力を指し、各筋で『抗重力位』となる検査肢位が決まっている。上腕三頭筋は座位で肩関節を屈曲(前方挙上)位に保持すると、前腕が重力に抗して肘伸展する肢位となり、座位のまま段階3を判定できる。一方、大胸筋(水平内転)は背臥位、ハムストリングス(膝屈曲)は腹臥位が抗重力位となり、下腿三頭筋(底屈)は段階3以上を立位での片脚踵上げで判定する。肩甲下筋(内旋)も座位単独では抗重力位を取りにくい。よって座位で段階3を判定できるのは上腕三頭筋。
| 筋 | 抗重力位 |
|---|---|
| 上腕三頭筋 | 座位(肩屈曲位) |
| 大胸筋 | 背臥位 |
| ハムストリングス | 腹臥位 |
| 下腿三頭筋 | 立位(片脚踵上げ) |
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