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理由で解く 理学療法士
断端周径は固定した骨指標を基準点にして複数か所を頻回に測り、成熟を追う。大腿切断の基準点は坐骨結節である。
断端の成熟とは術後の浮腫が消退して断端の形状と容積が安定することをいい、その指標となるのが断端周径の経時的な減少である。測定は再現性が命であり、大腿切断では坐骨結節、下腿切断では膝関節裂隙や膝蓋腱といった触知しやすい骨指標を基準点に定める。そこから一定間隔(5cmごとなど)で複数のレベルを測り、断端全体の形状変化を捉える。1か所だけの計測では断端の形の変化を把握できず、最大膨隆部のような変動する部位を基準にすると測定点が毎回ずれて比較できない。測定肢位も毎回そろえる必要はあるが、下腿切断を背臥位に限る決まりはなく、膝伸展位で基準点を取ることの方が重要である。計測の頻度は浮腫が急速に変化する時期に合わせて数日から週単位で行うのが望ましく、月に2回では変化を捉えるには粗い。したがって「大腿切断では坐骨結節を基準に計測点を決める」が正しい。
| 切断部位 | 基準点 |
|---|---|
| 大腿切断 | 坐骨結節 |
| 下腿切断 | 膝関節裂隙・膝蓋腱(脛骨粗面) |
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