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理由で解く 理学療法士
立位・歩行練習は荷重・伸張刺激により痙縮軽減・褥瘡予防・骨粗鬆症予防・消化管運動促進などに有用だが、神経障害性の異常疼痛(有痛性障害)を抑制する目的では行わない。
脊髄損傷者への起立・歩行練習は多面的な二次障害予防効果をもつ。荷重による長管骨への機械的刺激は骨吸収を抑え骨粗鬆症を予防し、下肢の抗重力伸展位保持は屈筋痙縮のパターンを抑制する。体位変換・除圧により褥瘡を予防し、立位姿勢や体幹活動は腸管への物理的刺激と自律神経活動を介して消化管運動(便通)を促進する。一方、脊髄損傷に伴う神経障害性疼痛(損傷レベルや損傷部以下の異常疼痛)は中枢性の機序が主で、立位・歩行練習で直接抑制されるものではないため、目的として誤り。
| 効果 | 機序 |
|---|---|
| 痙縮軽減 | 抗重力伸展位・伸張刺激 |
| 骨粗鬆症予防 | 荷重による骨吸収抑制 |
| 褥瘡予防 | 除圧・体位変換 |
| 消化管運動促進 | 立位・体幹活動による腸蠕動促進 |
| 起立性低血圧の順応 | 循環調節の改善 |
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