学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP53P011
理由で解く 理学療法士
空腹時血糖250mg/dL以上かつ尿ケトン体陽性は運動療法の禁忌(代謝コントロール不良)。まず血糖是正が優先で、運動は軽度負荷にとどめる。
空腹時血糖305mg/dLでケトン体陽性は、インスリン作用不足による代謝コントロール不良の状態である。この状態で中等度以上の運動を行うと、拮抗ホルモン分泌で血糖・遊離脂肪酸がさらに上昇しケトアシドーシスを助長する危険があるため、運動療法は禁忌となる(糖尿病治療ガイドの運動中止基準:空腹時血糖250mg/dL以上や尿ケトン陽性)。一方で虚血性心疾患・腎障害はなく、完全な安静臥床は廃用を招くだけで不要である。したがって薬物療法で血糖を是正するまでは、病棟内歩行程度の軽度な負荷にとどめるのが適切である。
| 状態 | 運動の可否 |
|---|---|
| 空腹時血糖250mg/dL以上+尿ケトン陽性 | 禁忌 |
| 血糖コントロール良好 | 適応(有酸素+レジスタンス) |
| 増殖網膜症・腎症進行・自律神経障害 | 強度制限・慎重 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。