学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP53P012
理由で解く 理学療法士

腰殿部から下肢へ放散する神経根症状+腰椎MRIの椎間板後方突出・神経根圧迫=Lasègue(SLR)陽性。他は膝・アキレス腱の検査で無関係。
50歳男性、腰痛・右殿部痛から右下肢へ放散し増悪する疼痛は、腰椎椎間板ヘルニアによる腰仙部神経根症(坐骨神経痛)の典型像である。提示された腰椎矢状断MRIでは、下位腰椎の椎間板信号が低下(変性)し、椎間板が後方へ突出して硬膜管前縁を圧排・狭小化させている(矢頭で指示)。この神経根圧迫の状態では、下肢を伸展位で挙上して坐骨神経を伸張させるLasègue test(SLR)が陽性となり、殿部〜下肢の放散痛が誘発される。他の選択肢はいずれも膝(Apley・Lachman・McMurray)や足関節/アキレス腱(Thompson)の検査であり、腰椎椎間板ヘルニアの病態とは無関係で陽性化しない。したがって陽性になるのはLasègue test(選択肢2)である。
| テスト | 評価対象 |
|---|---|
| Lasègue(SLR) | 坐骨神経・腰神経根(椎間板ヘルニア) |
| Apley | 半月板・側副靱帯 |
| McMurray | 半月板 |
| Lachman | 前十字靱帯 |
| Thompson | アキレス腱断裂 |
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