学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QP53P005
理由で解く 理学療法士
上腕外側(橈骨神経溝)の長時間圧迫は橈骨神経麻痺を起こす。感覚障害は手背橈側〜母指・示指背側に生じ、運動では下垂手を呈する。
アームレストに圧迫された上腕外側は、橈骨神経が上腕骨の橈骨神経溝(螺旋溝)を走行する部位である。ここが長時間圧迫されると橈骨神経麻痺(いわゆるSaturday night palsy)を生じる。橈骨神経の皮枝(浅枝)は手背の橈側および母指・示指の背側の感覚を支配するため、この領域に感覚麻痺が出現する。運動障害としては手関節・手指伸展の障害による下垂手がみられる。図の斜線部(手背橈側)は橈骨神経浅枝の支配領域に一致する。
| 神経 | 手の感覚領域 | 特徴的変形 |
|---|---|---|
| 橈骨神経 | 手背橈側・母指~示指背側 | 下垂手 |
| 正中神経 | 母指~環指橈側の掌側 | 猿手 |
| 尺骨神経 | 小指・環指尺側 | 鷲手 |
| 筋皮神経 | 前腕外側(手には及ばない) | 肘屈曲力低下 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。