学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第11章 ▸ 一般 / QP53A036
理由で解く 理学療法士
耳鳴りは内耳(蝸牛・前庭)由来の症状で前庭性平衡障害に最も特異的。後索性は深部感覚障害、小脳性は構音障害が特徴。
平衡機能は前庭系・視覚系・深部感覚系の統合で保たれ、障害部位により随伴症状が異なる。前庭性障害は内耳の前庭・蝸牛が近接するため、めまいに耳鳴り・難聴などの蝸牛症状を伴いやすく、耳鳴りは前庭(末梢)性に最も特異的である。後索性(深部感覚障害)は位置覚・振動覚低下と閉眼で著明に不安定となるRomberg陽性が特徴、小脳性は構音障害・企図振戦・失調を伴う。眼振は前庭性・小脳性いずれでも生じ前庭性に限定されない。Romberg陽性は後索性で最も顕著であり前庭性に特異的とはいえない。
| 障害部位 | 特徴的な随伴症状 | Romberg試験 |
|---|---|---|
| 前庭(末梢)性 | 耳鳴り・難聴・回転性めまい | 陽性(軽度・遅れて出現) |
| 後索性 | 深部感覚障害 | 強陽性 |
| 小脳性 | 構音障害・企図振戦・失調 | 陰性(開閉眼で不変) |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。