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理由で解く 理学療法士
COPDでは肺の過膨張と気流制限により呼吸音が減弱・低下する。打診は過共鳴音、胸郭は樽状で柔軟性が低下する。
COPD(主に肺気腫・慢性気管支炎)は末梢気道の閉塞と肺胞破壊による気流制限を特徴とする。肺胞破壊と過膨張のため換気量が低下し空気の貯留が増えるので、聴診では呼吸音が全般に低下・減弱する。含気過剰のため打診では過共鳴音(鼓音様)となり濁音ではない。慢性の過膨張で胸郭は樽状となり可動性・柔軟性は低下する。咳は喀痰を伴う湿性咳嗽が多く、捻髪音(fine crackles)は間質性肺炎など線維化病変で聴かれる所見であり、COPDの典型ではない。
| 所見 | COPD | 間質性肺疾患 |
|---|---|---|
| 呼吸音 | 低下・減弱 | 比較的保たれる |
| 打診音 | 過共鳴音 | 正常〜 |
| 副雑音 | 笛音(wheeze) | 捻髪音(fine crackles) |
| 胸郭 | 樽状・柔軟性低下 | 比較的正常 |
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