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理由で解く 理学療法士
頸部前屈で項部から脊柱・下肢へ電撃痛が走るのはLhermitte徴候で、頸髄後索の脱髄病変を示唆する。
多発性硬化症(MS)は中枢神経の脱髄を時間的・空間的に多発する疾患である。Lhermitte徴候は頸部前屈で脱髄した頸髄後索が機械的に刺激され、項部から背部・四肢へ電撃様の異常感覚が放散する現象で、頸髄病変の存在を示す。MSに特徴的だが頸椎症や亜急性連合性脊髄変性症でもみられる。なお同じMSで問われやすいUhthoff徴候は入浴・運動などによる体温上昇で症状が一過性に悪化する現象であり、区別して覚える。
| 徴候 | 誘発・内容 | 示唆する病態 |
|---|---|---|
| Lhermitte徴候 | 頸部前屈で電撃痛放散 | 頸髄後索の脱髄 |
| Uhthoff徴候 | 体温上昇で症状悪化 | 脱髄による伝導ブロック |
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