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理由で解く 理学療法士
肩手症候群は発症後1〜3か月の亜急性期に現れるCRPSで、発症2週以内の急性期には生じにくい。
脳卒中発症後2週以内は急性期にあたり、この時期に起こりやすい合併症を押さえておく。意識障害は脳浮腫や病巣そのものにより発症直後から生じる。消化管出血はストレス潰瘍(Cushing潰瘍)として発症数日以内から起こりうる。摂食嚥下障害は球麻痺・偽性球麻痺により急性期から出現する。深部静脈血栓症は麻痺側の不動と静脈うっ滞により、発症2週以内の臥床期にすでに生じやすい。一方、肩手症候群(複合性局所疼痛症候群CRPS I型)は麻痺側肩の亜脱臼や不用意な牽引を背景に、発症後おおむね1〜3か月の亜急性期以降に肩の疼痛・手の腫脹・可動域制限として顕在化する。したがって発症2週以内に生じにくいのは肩手症候群であり、正解は3である。
| 時期 | 主な合併症 |
|---|---|
| 超急性〜急性期(〜数日) | 意識障害・脳浮腫・消化管出血・嚥下障害・DVT |
| 亜急性期(1〜3か月) | 肩手症候群・痙縮・関節拘縮・廃用 |
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