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理由で解く 理学療法士
MMTでは段階3以上は抗重力位、段階2以下は重力を除いた肢位で検査する。大腿四頭筋の段階3(膝伸展)は座位、下腿三頭筋の段階2(底屈)は非荷重の背臥位で行うのが適切。
Daniels & Worthinghamの徒手筋力テストでは、段階3以上は重力に抗して全可動域を動かせるかを抗重力位で、段階2以下は重力の影響を除いた肢位で評価するのが原則である。大腿四頭筋(膝伸展)の抗重力位は端座位であり、「段階3 ― 座位」は組合せとして正しい(選択肢3)。下腿三頭筋(足関節底屈)は段階3以上を立位での片脚踵上げで判定するのに対し、抗重力位での判定が成り立たない段階2では非荷重の背臥位(重力を除いた肢位)で全可動域の底屈が可能かをみる(選択肢5)。一方、腸腰筋(股関節屈曲)の段階3は抗重力位である端座位で検査し、側臥位は段階2で用いる重力除去肢位であるから「段階3 ― 側臥位」は誤り。中殿筋(股関節外転)は段階3以上を側臥位で行い、段階2以下(段階1を含む)は重力を除いた背臥位で収縮を確認するため「段階1 ― 腹臥位」も誤り。前脛骨筋(足関節背屈)の段階4も抗重力位すなわち端座位で検査し、立位では行わないため「段階4 ― 立位」も誤りである。
| 筋 | 抗重力位 |
|---|---|
| 腸腰筋(股屈曲) | 座位 |
| 中殿筋(股外転) | 側臥位 |
| 大腿四頭筋(膝伸展) | 座位 |
| 前脛骨筋(足背屈) | 座位 |
| 下腿三頭筋(足底屈) | 立位(踵上げ) |
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