学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP52P019
理由で解く 理学療法士
呼吸筋麻痺・人工呼吸器管理の急性期は、排痰など呼吸理学療法と二次的合併症予防が中心。過負荷や過伸張は禁忌。
Guillain-Barré症候群は末梢神経の急性脱髄で、発症数日の急性期に呼吸筋麻痺を来し人工呼吸器管理となっている重症例である。この時期は排痰不全による無気肺・肺炎の予防が最優先で、体位排痰(体位ドレナージ)など呼吸理学療法が適切である。急性期の脱髄した神経・筋に高負荷の筋力増強や漸増抵抗運動を行うと過用性筋力低下(overwork weakness)を招く恐れがあり避ける。感覚障害を伴う四肢への過伸張ストレッチも神経・軟部組織損傷の危険があり不適切。弛緩性麻痺であり痙縮は主問題ではない。
| 時期 | 重点 |
|---|---|
| 急性期(進行期) | 呼吸理学療法・排痰、良肢位保持、関節可動域維持(愛護的) |
| 回復期 | 過負荷を避けた漸増的筋力増強・ADL練習 |
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