学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第8章 ▸ 状況設定 / Q115P110
理由で解く 看護師国試
女児の外陰部にみられる血性分泌は、母体由来エストロゲンの消退による新生児月経で、生理的な現象。バイタルサインと体重減少率(約6%)はいずれも正常範囲。
出生後、母体から移行していたエストロゲンが急速に消退するため、女児では日齢数日に少量の血性帯下(新生児月経)や乳房腫大がみられることがあり、これは処置不要の生理的現象である。バイタルサインは、新生児の正常範囲(心拍数おおむね110〜160/分、呼吸数40〜60/分程度、多呼吸は60/分以上)に照らして心拍数138/分・呼吸数38/分とも異常ではない。体重は2,850g→2,680gで、減少率は(2,850−2,680)÷2,850×100≒6.0%であり、生理的体重減少の正常範囲(出生体重の10%未満、日齢3〜5で最低となり1〜2週で回復)内である。
| 現象 | 機序・特徴 |
|---|---|
| 新生児月経 | 母体エストロゲン消退による女児の血性帯下。数日で消失 |
| 魔乳・乳房腫大 | 同じく母体ホルモンの影響。圧出しない |
| 生理的体重減少 | 哺乳量より排泄・不感蒸泄が多いため。10%未満・1〜2週で回復 |
| 生理的黄疸 | 日齢2〜3に出現し4〜5日でピーク、約2週で消退 |
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