学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第8章 ▸ 状況設定 / Q115A113
理由で解く 看護師国試
便秘は妊娠初期から生じやすいマイナートラブル。尿漏れ・腰背部痛・下肢けいれんは子宮増大が進む妊娠中期〜後期に多い。
Aさんは妊娠8週で、妊婦健康診査は妊娠23週までは4週間ごとが標準のため、次回健診は妊娠12週頃、すなわち妊娠初期の変化を説明する場面である。妊娠初期からプロゲステロンの増加により消化管平滑筋の緊張と蠕動が低下し、さらにつわりによる食事・水分摂取量の減少も重なって便秘が生じやすい。一方、尿漏れ・腰背部痛・下肢のけいれんは、増大した子宮による圧迫や姿勢変化、循環障害が主因であり、妊娠中期〜後期に出現しやすい。よって次の健診までに生じやすい変化としては便秘が適切である。
| 時期 | 生じやすい変化 | 主な機序 |
|---|---|---|
| 妊娠初期 | つわり・便秘・頻尿・眠気 | hCG・プロゲステロンの作用、子宮による膀胱圧迫 |
| 妊娠中期〜後期 | 腰背部痛・下肢けいれん・浮腫・静脈瘤・痔 | 子宮増大による重心変化・圧迫、循環障害 |
| 妊娠後期 | 尿漏れ・動悸・息切れ・胃部圧迫感 | 増大子宮による膀胱・横隔膜圧迫、骨盤底筋の緩み |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。