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理由で解く 看護師国試

Q114A031 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問31
問題
重症筋無力症に合併する頻度が最も高いのはどれか。
選択肢
1 胸腺腫
2 胸膜中皮腫
3 甲状腺腫瘍
4 悪性リンパ腫
解答
正解1(胸腺腫)
解説

重症筋無力症は胸腺の異常を伴うことが多く、合併する腫瘍として胸腺腫の頻度が最も高い。

重症筋無力症は、神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する自己抗体により筋力低下・易疲労性をきたす自己免疫疾患である。病態に胸腺が深く関与し、胸腺過形成や胸腺腫を高率に合併する。治療として胸腺摘除が行われることもある。したがって合併頻度が最も高いのは胸腺腫である。

✓ 1. 正しい
胸腺腫
重症筋無力症は胸腺異常を伴い、胸腺腫の合併頻度が最も高い
✗ 2. 誤り
胸膜中皮腫
主にアスベスト曝露に関連する腫瘍で重症筋無力症との特異的関連はない
✗ 3. 誤り
甲状腺腫瘍
甲状腺疾患(バセドウ病など自己免疫疾患)の合併はあり得るが胸腺腫ほど特徴的ではない
✗ 4. 誤り
悪性リンパ腫
重症筋無力症に特徴的に合併するものではない
ポイント
  • 重症筋無力症=抗ACh受容体抗体による自己免疫疾患
  • 胸腺腫・胸腺過形成を高率に合併
  • 治療に胸腺摘除が用いられることがある
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