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理由で解く 看護師国試
スプリッティングが生じたときは、患者の行動が患者−看護師関係に与える影響をチームで客観的に評価・共有し、一貫した対応方針を立てる。
看護師ごとに態度を変え、スタッフが「共感的」と「拒否的」に二分される現象は、境界性パーソナリティ障害に特徴的なスプリッティング(分裂)である。これに対しては、カンファレンスで各看護師が患者との間で体験している感情や関係性を率直に出し合い、Aさんの行動が患者−看護師関係にどのような影響をもたらしているかを客観的に評価・共有することが重要である。それによりスタッフの陰性感情の個人化を防ぎ、チームとして一貫した治療的対応が可能になる。関わりを減らす、担当を固定する、感情を抑え込むといった対応は問題の理解と一貫性の確保につながらない。
| 適切な対応 | 不適切な対応 |
|---|---|
| 感情・体験をカンファレンスで共有する | 感情を表出せず個人で抱え込む |
| 行動が関係性に与える影響を評価する | 関わりを減らす・担当を患者の好みで固定する |
| 評価に基づき一貫した方針で関わる | 看護師ごとにばらばらの対応をする |
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