学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q112A113
理由で解く 看護師国試
治療上のルール(限界設定)は一貫して守りつつ、まず要求の背景にあるニーズ=使用目的を確認し、代替方法を一緒に考える。
境界性パーソナリティ障害の患者では、対人操作やスタッフの分断(スプリッティング)が生じやすく、決められた治療構造・ルールをチームで一貫して守ることが治療の基本となる。夜間はハサミを貸せないという指示は守る必要があるが、頭ごなしに拒否するのではなく、まず「何に使いたいのか」という使用目的(ニーズ)を確認することで、Aさんの訴えを受け止めながら夜間でも可能な代替手段(看護師が代わりに切る等)を検討でき、対立を回避して援助的な関わりにつなげられる。
| 原則 | 具体例 |
|---|---|
| 一貫性の保持 | 取り決めたルール・治療構造をスタッフ全員が同じように守る |
| ニーズの把握 | 要求の背景を確認し、可能な代替手段を提案する |
| 中立性の維持 | 特定のスタッフを良い/悪いと評価する言動に同調しない |
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