学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第9章 ▸ 状況設定 / Q112A112
理由で解く 看護師国試
自殺企図直後の患者にはまず再企図のリスク評価、すなわち現在の希死念慮の有無の確認が最優先である。
Aさんは睡眠薬の過量服薬による自殺企図の直後であり、身体的に回復しても自殺の危険性は依然として高い状態にある。自殺企図後の看護で最初に行うべきは安全の確保であり、そのためには現在も死にたい気持ち(希死念慮)が続いているかを率直に確認する必要がある。希死念慮について直接尋ねることが自殺を誘発することはなく、むしろ「気にかけてもらえている」という安心感につながり、リスク評価と再企図予防の出発点となる。振り返りや理由の追及は患者を責める形になり、時期尚早である。
| 原則 | 内容 |
|---|---|
| Tell | 心配していることを言葉で伝える |
| Ask | 希死念慮について率直に尋ねる |
| Listen | 訴えを傾聴し、批判・説得をしない |
| Keep safe | 安全を確保し、危険なら1人にしない |
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