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理由で解く 看護師国試

Q112A038 基礎看護学

出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問38
問題
成人のノンレム睡眠の特徴はどれか。
選択肢
1 体温が上昇する。
2 急速な眼球運動がある。
3 加齢に伴い時間が長くなる。
4 睡眠周期の前半にみられる。
解答
正解4(睡眠周期の前半にみられる。)
解説

ノンレム睡眠(特に深いノンレム睡眠)は入眠後の睡眠周期の前半に多く現れる。

睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠が約90分周期で繰り返され、深いノンレム睡眠は入眠直後から睡眠周期の前半に多く出現し、後半に向かってレム睡眠の割合が増える。ノンレム睡眠は脳を休める睡眠で体温はむしろ低下し、急速眼球運動〈REM〉はレム睡眠の特徴でありノンレム睡眠にはみられない。加齢に伴っては深いノンレム睡眠(徐波睡眠)は減少し、睡眠は浅く分断されやすくなるため「時間が長くなる」は誤りである。

✗ 1. 誤り
体温が上昇する。
睡眠中はむしろ深部体温が低下し、ノンレム睡眠で体温が上昇することはない
✗ 2. 誤り
急速な眼球運動がある。
急速眼球運動〈REM〉はレム睡眠の特徴でノンレム睡眠にはみられない
✗ 3. 誤り
加齢に伴い時間が長くなる。
加齢では深いノンレム睡眠が減少し睡眠が浅くなるため誤り
✓ 4. 正しい
睡眠周期の前半にみられる。
深いノンレム睡眠は入眠後の睡眠周期の前半に多く出現する
ポイント
  • ノンレム睡眠=脳を休める睡眠、体温は低下
  • 深いノンレム睡眠は睡眠前半に集中
  • 急速眼球運動はレム睡眠の特徴
  • 加齢で深いノンレム睡眠は減少
比較表
ノンレム睡眠とレム睡眠
項目ノンレム睡眠レム睡眠
主な役割脳の休息(徐波睡眠)身体の休息・記憶整理
眼球運動なし急速眼球運動あり
出現の傾向睡眠周期の前半に多い睡眠周期の後半に増加
筋緊張保たれる著明に低下
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