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理由で解く 看護師国試
断酒後にみられる代表的な離脱症状は、振戦・発汗・幻視・見当識障害を伴う振戦せん妄である。
アルコール依存者が急に断酒・減酒すると、通常断酒後48〜72時間ごろに振戦せん妄が出現する。手指振戦、発汗・頻脈などの自律神経症状、意識混濁、小動物幻視などの幻覚、見当識障害を特徴とし、放置すると致死的にもなる離脱症状である。病的酩酊は少量飲酒での異常酩酊で断酒とは無関係。アルコール性認知症とコルサコフ症候群(ビタミンB1欠乏による健忘・作話)は慢性・持続的な認知障害であり、断酒直後の急性離脱症状ではない。
| 病態 | 特徴 |
|---|---|
| 振戦せん妄 | 断酒後の急性離脱。振戦・幻視・意識混濁 |
| 病的酩酊 | 飲酒中の異常酩酊 |
| アルコール性認知症 | 慢性の全般的認知機能低下 |
| コルサコフ症候群 | B1欠乏。健忘・作話・見当識障害 |
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