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理由で解く 看護師国試
自閉症スペクトラム障害〈ASD〉の中核症状は「社会的コミュニケーションの障害」と「限定・反復的な行動様式(こだわり)」の2領域である。
DSM-5では、ASDは①社会的コミュニケーション・対人相互作用の持続的な欠陥(視線・表情・身振りといった非言語的コミュニケーションの障害を含む)、②限定された反復的な行動・興味(同一性への固執、習慣への儀式的なこだわり、常同行動)という2つの領域で定義される。したがって『習慣へのかたくななこだわり』と『非言語的コミュニケーションの障害』が該当する。運動性チックはチック症/トゥレット症、計算の習得困難は限局性学習症(算数の学習障害)、不注意による間違いはADHDの症状であり、いずれもASDの中核症状ではない(併存はしうる)。
| 障害 | 中核となる特徴 |
|---|---|
| 自閉症スペクトラム障害〈ASD〉 | 社会的コミュニケーション障害・こだわり/常同行動 |
| 注意欠如・多動症〈ADHD〉 | 不注意・多動・衝動性 |
| 限局性学習症〈SLD〉 | 読み・書き・計算など特定の学習能力の困難 |
| チック症/トゥレット症 | 運動性・音声チックの出現 |
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