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理由で解く 看護師国試

Q111P016 疾病の成り立ちと回復の促進

出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問16
問題
貧血の定義で正しいのはどれか。
選択肢
1 血圧が低下すること
2 脈拍が速くなること
3 立ち上がると失神を起こすこと
4 ヘモグロビン濃度が減少していること
解答
正解4(ヘモグロビン濃度が減少していること)
解説

貧血とは血液中のヘモグロビン濃度が基準値より低下した状態をいう。

貧血は、単位容積あたりの血液中のヘモグロビン濃度(または赤血球数・ヘマトクリット)が基準値未満に減少した状態と定義される。WHOの基準では成人男性13g/dL未満、成人女性12g/dL未満などとされる。血圧低下や頻脈は貧血に伴い得る所見だが定義ではなく、起立性の失神は起立性低血圧の症状で貧血の定義とは異なる。

✗ 1. 誤り
血圧が低下すること
ショックや脱水などでも起こる所見で、貧血の定義ではない
✗ 2. 誤り
脈拍が速くなること
貧血の代償で頻脈になり得るが、定義ではない
✗ 3. 誤り
立ち上がると失神を起こすこと
起立性低血圧の症状であり、貧血の定義ではない
✓ 4. 正しい
ヘモグロビン濃度が減少していること
貧血の定義そのもの
ポイント
  • 貧血=ヘモグロビン濃度の低下
  • WHO基準:成人男性13g/dL未満、成人女性12g/dL未満
  • 頻脈・易疲労・顔色不良などは貧血の症状であって定義ではない
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