学習トップ理由で解く 看護師国試第10章 ▸ 一般 / Q111A071

理由で解く 看護師国試

Q111A071 在宅看護論

出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問71
問題
チューブ型の胃瘻の管理について、介護する家族に看護師が指導する内容で正しいのはどれか。
選択肢
1 「栄養剤の注入後に白湯を注入してください」
2 「胃瘻のチューブはご家族で交換してください」
3 「胃瘻のチューブは同じ位置に固定してください」
4 「下痢のときは栄養剤の注入速度を速めてください」
解答
正解1(「栄養剤の注入後に白湯を注入してください」)
解説

栄養剤注入後は白湯を注入(フラッシュ)してチューブ内に栄養剤が残らないようにし、閉塞や汚染を防ぐ。

胃瘻栄養の管理では、栄養剤注入後に白湯を注入(フラッシュ)することで、チューブ内の栄養剤残留による閉塞や細菌繁殖を防ぐことができ、家族への指導として正しい。チューブ交換は医療行為で医療者が行う。同じ位置での固定は皮膚の圧迫壊死や埋没を招くため位置を少しずつ変える必要がある。下痢時は注入速度を速めるとさらに悪化するため、むしろ速度を緩める。

✓ 1. 正しい
「栄養剤の注入後に白湯を注入してください」
チューブ内の栄養剤を洗い流し閉塞・汚染を防ぐ正しい管理
✗ 2. 誤り
「胃瘻のチューブはご家族で交換してください」
胃瘻チューブの交換は医師等の医療者が行う医療行為で、家族が行うものではない
✗ 3. 誤り
「胃瘻のチューブは同じ位置に固定してください」
常に同一部位を圧迫すると皮膚障害やバンパー埋没症候群の原因となり、固定位置は変える必要がある
✗ 4. 誤り
「下痢のときは栄養剤の注入速度を速めてください」
速度を速めると下痢を助長する。下痢時はむしろ注入速度を緩める・濃度や温度を調整する
ポイント
  • 注入後の白湯フラッシュで閉塞・汚染予防
  • 胃瘻チューブ交換は医療者の行う医療行為
  • 下痢時は注入速度を緩める、固定位置は変える
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