学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 必修 / Q110A016

理由で解く 看護師国試

Q110A016 成人看護学

出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問16
問題
緩和ケアの説明で適切なのはどれか。
選択肢
1 入院が原則である。
2 家族もケアの対象である。
3 創の治癒を目的としている。
4 患者の意識が混濁した時点から開始する。
解答
正解2(家族もケアの対象である。)
解説

緩和ケアは患者だけでなく家族もケアの対象とし、診断早期から生活の質〈QOL〉向上を目指して行われる。

WHOの定義では、緩和ケアは生命を脅かす疾患による問題に直面する患者とその家族に対し、身体的・心理社会的・スピリチュアルな苦痛を予防・緩和してQOLを改善するアプローチである。家族もケアの対象に含まれる点が重要で、遺族へのグリーフケアも含まれる。入院に限らず在宅や外来でも提供され、疾患の治癒(創の治癒)を目的とはせず、また終末期に限らず診断・治療の早期から並行して開始される。したがって「家族もケアの対象である」が適切。

✗ 1. 誤り
入院が原則である。
在宅・外来・ホスピスなど場を問わず提供される。入院原則ではない
✓ 2. 正しい
家族もケアの対象である。
患者と家族の双方が対象。遺族のグリーフケアも含む
✗ 3. 誤り
創の治癒を目的としている。
治癒ではなく苦痛緩和とQOL向上が目的
✗ 4. 誤り
患者の意識が混濁した時点から開始する。
診断早期から治療と並行して開始する
ポイント
  • 緩和ケアの対象は患者+家族
  • 早期からQOL向上を目指す
  • 場は問わない(在宅・外来・入院)
  • 治癒でなく苦痛緩和が目的
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