学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q108A051

理由で解く 看護師国試

Q108A051 成人看護学

出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問51
問題
開頭術を受けた患者の看護で適切なのはどれか。
選択肢
1 頭部を水平に保つ。
2 緩下薬は禁忌である。
3 髄膜炎症状の観察を行う。
4 手術後1週間は絶飲食とする。
解答
正解3(髄膜炎症状の観察を行う。)
解説

開頭術後は感染(髄膜炎)や頭蓋内圧亢進の観察が重要で、髄膜炎症状(発熱・頭痛・項部硬直など)の観察を行う。

開頭術後は頭蓋内圧管理と感染予防が要点である。硬膜を開けるため髄膜炎のリスクがあり、発熱・頭痛・項部硬直・意識障害などの髄膜炎症状の観察が適切で正しい。頭部を水平にすると静脈還流が妨げられ頭蓋内圧が上がりやすいため、通常は15〜30度挙上する。怒責は頭蓋内圧を上げるため、むしろ緩下薬を用いて排便時のいきみを避けるのが望ましく「緩下薬禁忌」は誤り。消化管手術ではないため1週間の絶飲食は不要で、覚醒・嚥下が確認できれば早期に経口摂取を再開する。

✗ 1. 誤り
頭部を水平に保つ。
静脈還流を妨げ頭蓋内圧を上げるため、通常は頭部を挙上する
✗ 2. 誤り
緩下薬は禁忌である。
怒責による頭蓋内圧上昇を避けるため緩下薬はむしろ用いる
✓ 3. 正しい
髄膜炎症状の観察を行う。
術後感染(髄膜炎)の早期発見に必要で適切
✗ 4. 誤り
手術後1週間は絶飲食とする。
消化管手術ではなく、覚醒・嚥下確認後に経口再開でき不要
ポイント
  • 開頭術後は頭部を挙上し頭蓋内圧を管理
  • 怒責回避のため緩下薬を活用
  • 髄膜炎症状(発熱・項部硬直・意識障害)を観察
比較表
開頭術後看護の要点
項目適切な対応
体位頭部15〜30度挙上
排便怒責回避・緩下薬使用
感染髄膜炎症状の観察
頭蓋内圧意識・瞳孔・バイタルの観察
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