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理由で解く 看護師国試

頭蓋骨内板に沿う三日月状(脳側に凹)の高吸収域は硬膜下血腫の典型像で、乳児の内出血斑・けいれん・大泉門膨隆を伴えば頭部外傷による硬膜下血腫を考える。
頭部CT軸位断で、画像右側(患者の左側・大脳円蓋部)に頭蓋骨内板に沿って走行する三日月状〈脳側に凹となるcrescent型〉の高吸収域が認められる。これは頭蓋骨と脳表の間(硬膜下腔)に貯留した血腫を示し、硬膜下血腫の典型像である。硬膜外血腫がレンズ状(両凸)を呈するのに対し、硬膜下血腫は骨内板の彎曲に沿った三日月状を示す点が鑑別点となる。臨床像でも、生後4か月児に嘔吐・けいれん・傾眠・眼球上転がみられ、複数の内出血斑を伴い、大泉門が平坦から次第に膨隆(頭蓋内圧亢進)へ移行している。これらは頭部外傷(虐待による頭部外傷=乳幼児揺さぶられ症候群を含む)による硬膜下血腫を強く示唆する。したがって画像所見・臨床像ともに硬膜下血腫(選択肢3)が最も考えられる。
| 疾患 | 発熱 | 特徴 |
|---|---|---|
| 硬膜下血腫 | なし | 外傷(内出血斑)・頭蓋内圧亢進、虐待を疑う |
| 急性脳症 | あり(多い) | 感染契機、意識障害・けいれん |
| 細菌性髄膜炎 | あり | 発熱・項部硬直・大泉門膨隆 |
| てんかん | なし | 反復する発作、構造的異常は必須でない |
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