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理由で解く 看護師国試

Q107A034 基礎看護学

出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問34
問題
検査に用いる器具(1〜4)を図に示す。Weber〈ウェーバー〉試験に用いるのはどれか。
図
選択肢
1 1(別冊の図1)
2 2(別冊の図2)
3 3(別冊の図3)
4 4(別冊の図4)
解答
正解1(1(別冊の図1))
解説

Weber試験は音叉を頭頂正中に当てて音の偏りをみる聴力検査であり、用いる器具は音叉(①)である。

Weber〈ウェーバー〉試験は、振動させた音叉の基部を前額部または頭頂の正中に当て、音がどちらの耳に強く聞こえるか(偏り=lateralization)を調べる聴力検査である。伝音難聴では患側に、感音難聴では健側に音が偏る。図①はU字型の二股と重り付き基部を持つ音叉であり、これがWeber試験に用いる器具である。②は深部腱反射をみる打腱器、③は眼底をみる検眼鏡、④は痛覚・知覚をみる知覚計〈ルーレット式・ワルテンベルグ・ピンホイール〉で、いずれも聴力検査には用いない。したがって正答は1。

✓ 1. 正しい
1(別冊の図1)
U字型の二股と重り付き基部を持つ音叉。振動させた音叉を頭頂正中に当て、左右どちらに音が偏るかをみるWeber〈ウェーバー〉試験に用いる
✗ 2. 誤り
2(別冊の図2)
三角形のゴム製ヘッドを持つ打腱器。腱を叩打して深部腱反射をみる器具でありWeber試験には用いない
✗ 3. 誤り
3(別冊の図3)
レンズと円筒形バッテリー柄を持つ検眼鏡。眼底検査に用いる器具でありWeber試験には用いない
✗ 4. 誤り
4(別冊の図4)
棘状の回転ホイールを持つ知覚検査用器具〈ルーレット式知覚計・ワルテンベルグ・ピンホイール〉。皮膚の痛覚・知覚の評価に用い、Weber試験には用いない
ポイント
  • Weber試験=音叉を前額部正中に当てる骨導検査
  • 伝音難聴は患側・感音難聴は健側に偏る
  • Rinne試験と組み合わせて難聴のタイプを鑑別する
比較表
音叉を用いる代表的聴力検査
検査方法判定
Weber試験音叉を前額部正中に当てる伝音難聴で患側・感音難聴で健側に偏る
Rinne試験音叉を乳突部(骨導)→耳介前(気導)に当てる正常・感音難聴は気導>骨導、伝音難聴は骨導>気導
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