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理由で解く 看護師国試
副腎皮質ステロイドの副作用には精神症状(気分の変動・不眠・多幸感やうつ)があり、事前に説明することが適切。
プレドニゾロン60mg/日は高用量の副腎皮質ステロイドで、多彩な副作用がある。中枢神経系への作用で、気分が高ぶる、眠れない、逆に落ち込む、いらだちやすいといった精神症状〈ステロイド精神病〉が生じうるため、あらかじめ説明しておくことは適切である。ステロイドはナトリウム貯留や食欲亢進を来すため塩分・エネルギー制限など食事管理が必要で『制限はない』は誤り。自己判断での中止は原病の再燃を招く。また急にやめると、血圧の低下や強い倦怠感といったステロイド離脱症候群が起こるため『倦怠感で中止』は危険で、減量は医師の指示のもと少しずつ行う。SLEでは日光(紫外線)によって皮膚症状や全身の症状が悪化することが多く、加えて高用量ステロイドで易感染となるため、『天気の良い日に散歩』は日光と感染の両面で不適切である。外出するときは長袖・帽子・日焼け止めで肌を覆い、人混みを避けるよう伝える。抗核抗体は病勢が改善しても陰性化しにくいため『陰性になる』も誤りである。
| 分類 | 副作用 |
|---|---|
| 精神・神経 | 気分変動・不眠・多幸感・うつ |
| 代謝・体液 | 食欲亢進・体重増加・Na貯留・高血糖 |
| 感染・骨 | 易感染・骨粗鬆症・消化性潰瘍 |
| 中止関連 | 自己中断で原病再燃・副腎不全 |
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