学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第5章 ▸ 一般 / Q106A050
理由で解く 看護師国試
終末期でQOL(本人の望む生活の充実)を優先し、本人が楽しみにしている長女との面会を制限しないことが最も適切である。
本事例は積極的治療を望まない慢性心不全の終末期であり、ケアの目標は延命よりも本人が望む生活の充実〈QOL〉にある。Aさんは長女との会話を楽しみにしており、これを支えることが心理的安寧につながるため面会は制限しない。SpO2 88%とリザーバーマスク10L/分を要する状態で、酸素をカニューラに下げると酸素化がさらに悪化する。呼吸困難のある心不全では起座位・ファウラー位が呼吸を楽にし、仰臥位は静脈還流増加と横隔膜挙上で苦しくなる。終末期の過度な水分制限は口渇などの苦痛を増すため望ましくない。
| 項目 | 望ましい対応 |
|---|---|
| 体位 | 起座位・ファウラー位(仰臥位は避ける) |
| 酸素 | SpO2低下時はリザーバーマスクを維持 |
| 面会 | 本人の希望を尊重し制限しない |
| 水分 | 過度な制限を避け苦痛を緩和 |
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