学習トップ理由で解く 看護師国試第5章 ▸ 一般 / Q106A040

理由で解く 看護師国試

Q106A040 成人看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問40
問題
入院中の妻を亡くした直後の夫へのグリーフケアで最も適切なのはどれか。
選択肢
1 妻の話を夫とすることは避ける。
2 夫の悲嘆が軽減してからケアを開始する。
3 夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。
4 妻を亡くした夫のためのサポートグループへの参加を促す。
解答
正解3(夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。)
解説

死別直後のグリーフケアでは、遺族が希望すれば死後の処置(エンゼルケア)に参加してもらうことが、故人との別れの受容を助ける適切な援助である。

グリーフケアは死別による悲嘆を抱える遺族への援助で、死別直後から始まる。故人と過ごした時間や思い出を語ることは悲嘆の表出を促し受容を助けるため、話題を避ける必要はない。ケアは悲嘆が軽減してからではなく死別直後から行う。遺族が希望する場合に死後の処置(エンゼルケア)を一緒に行うことは、故人への最後のケアに参加でき、別れの実感と受容を促す適切な援助である。サポートグループへの参加は有用だが、死別直後の時期に一律に促すのは時期尚早で、最も適切とはいえない。

✗ 1. 誤り
妻の話を夫とすることは避ける。
思い出を語ることは悲嘆の表出を促し受容を助けるため、避けるのは不適切
✗ 2. 誤り
夫の悲嘆が軽減してからケアを開始する。
グリーフケアは死別直後から開始するのが適切
✓ 3. 正しい
夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。
本人の希望を尊重し、別れの受容を促す適切な援助
✗ 4. 誤り
妻を亡くした夫のためのサポートグループへの参加を促す。
有用だが死別直後に一律に促すのは時期尚早で最適とはいえない
ポイント
  • グリーフケアは死別直後から開始
  • 希望があればエンゼルケアへの参加を促す
  • 悲嘆の表出を妨げない
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