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理由で解く 解剖学

Q0428 生殖器系

出典:あマ指 第6回(1998) 問題27
問題
子宮はどの部分で膣とつながるか。
選択肢
1 子宮角
2 子宮頸
3 子宮体
4 子宮底
解答
正解2(子宮頸)
解説
✗ 1. 誤り
子宮角
子宮角とは子宮体部の上部左右端を指し、ここに卵管が開口する部位である。左右の子宮角は上方で卵管につながる部分であって膣と連絡する場所ではないため誤り。
✓ 2. 正しい
子宮頸
子宮の下1/3は細い円筒状の子宮頸部で、その下端は膣の中に突出して子宮膣部となり、外子宮口で膣腔に開口する。子宮腔と膣腔は子宮頸管によって連絡するため、「子宮は子宮頸で膣とつながる」とするのが正しい。上2/3の幅広い部分は子宮体部、その上縁の丸い部分は子宮底で、いずれも膣には連絡しない。子宮体部から頸部へ移行するくびれを子宮峡部という点も整理して覚えておきたい。
✗ 3. 誤り
子宮体
子宮体は子宮の上2/3を占める幅広い部分で、前面・後面・上部は腹膜に覆われ内腔は卵管と子宮頸管の間をつなぐ。膣とは直接連絡せず、途中に子宮峡部と子宮頸部を介する必要があるため誤り。
✗ 4. 誤り
子宮底
子宮底は子宮の最上部の丸く膨らんだ部分で、左右の子宮角より上方に位置する。卵管の開口部より頭側にある盲端で、膣とは最も離れた部位であるため膣への連絡はない。
ポイント
  • 子宮は子宮頸(下1/3)で膣とつながり、下端は子宮膣部として膣内に突出し外子宮口が開く。
  • 覚え方のコツ: 子宮は上から底・角・体・峡・頸の5部分。「底は天井、頸は出口」と上下で整理する。
  • 関連知識: 子宮角は卵管が開く部位、子宮体上縁は子宮底、子宮体・子宮頸の境が子宮峡部、子宮頸の膣内突出部が子宮膣部。
  • よくある間違い: 子宮底を膣側(下端)と取り違える/子宮頸管が卵管につながると誤解する。
  • 臨床応用: 子宮頸部と膣部の境界は子宮頸がんの好発部位(子宮頸がん全体の多くがここから発生)。婦人科診察で視診・組織診の対象となる。
比較表
子宮の部位 位置 特徴
子宮底 最上部 丸く膨らんだ盲端
子宮角 体部上部の左右 卵管が開口
子宮体 上2/3の幅広い部分 腹膜に覆われる
子宮峡部 体と頸の移行部 軽いくびれ
子宮頸 下1/3の円筒部 子宮膣部として膣内に突出、外子宮口で膣と連絡
解説画像
あマ指 第6回(1998) 問題27|子宮はどの部分で膣とつながるか。 解説図
あマ指 第6回(1998) 問題27|子宮はどの部分で膣とつながるか。
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