
この図の解説
鼻腔を正中で切り、鼻中隔側(=鼻腔の内側壁)から咽頭を見た矢状断です。上部に鼻中隔・前頭洞・蝶形骨洞・トルコ鞍・後鼻孔があり、咽頭は咽頭鼻部・咽頭口部・咽頭喉頭部に色分けされます。咽頭鼻部の後壁・側壁にある咽頭円蓋・耳管咽頭口・咽頭扁桃・耳管扁桃・耳管隆起が右側にまとめて示され、下方には喉頭(仮声帯・声帯・甲状軟骨・輪状軟骨)まで描かれます。
学習の要点
- 視点のポイント: 『内側壁』=鼻中隔。この断面では鼻中隔が手前にあるため、鼻甲介(外側壁の構造)は見えない。外側壁の図と対で理解する。
- 覚え方: 後鼻孔(ちょうど蝶形骨洞の下)を境に、前が鼻腔、後ろが咽頭鼻部。
- 関連知識: 耳管咽頭口・耳管隆起・咽頭扁桃は咽頭鼻部(軟口蓋より上)に集まる、空気専用ゾーンの構造。
- 声帯・仮声帯は喉頭の内部にあり、輪状軟骨の下で気道(気管)と食道に分かれる。
- 骨性の目印: トルコ鞍(下垂体が入る)・蝶形骨洞・環椎歯突起が咽頭鼻部後壁の奥にある。
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
鼻腔の「内側壁」とは実体は何か。
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答え: 鼻中隔。
この内側壁の断面で鼻甲介が見えないのはなぜか。
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答え: 鼻甲介は外側壁の構造で、鼻中隔が手前にあるため見えない。
後鼻孔を境に、前後はそれぞれ何になるか。
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答え: 前が鼻腔、後ろが咽頭鼻部。
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。