学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 生理学 ▸ §12 神経 / QJ34A105
理由で解く 柔道整復師
加齢に伴う睡眠は「浅く・途切れやすく・早寝早起き」に変化します。レム睡眠の割合が減少するという記述が正しく、正答は2です。
睡眠はノンレム睡眠(浅いN1・N2と深いN3=徐波睡眠)とレム睡眠が約90分周期で交代して構成されます。加齢で最も顕著に変わるのは徐波睡眠の減少で、その分だけ浅いN1・N2が増えるため、物音や尿意でも目が覚めやすくなり、中途覚醒と早朝覚醒が増えて睡眠効率(臥床時間に対する実睡眠時間の割合)が下がります。レム睡眠は新生児で全睡眠の約半分を占め、成人で約20〜25%に落ち着き、高齢期にはその割合がさらにやや低下します。また体内時計(サーカディアンリズム)は加齢で位相が前進し、眠気と覚醒のタイミングが早い方向へずれるため、夕方から眠くなり早朝に目覚めるパターンになります。対応としては、朝から日中にしっかり光を浴びる、昼寝は短時間(30分以内・午後の早い時間まで)にとどめる、就寝前のカフェインやアルコールを控える、日中の活動量を保つといった生活調整が助けになります。
| 項目 | 若年成人 | 高齢者 |
|---|---|---|
| 徐波睡眠(深いノンレム) | 比較的多い | 減少(最も影響を受ける) |
| レム睡眠の割合 | 約20〜25% | やや減少 |
| 中途覚醒 | 少ない | 増加し睡眠が分断される |
| 睡眠効率 | 高い | 低下する |
| 日内リズムの位相 | 後退傾向(遅寝遅起き) | 前進(早寝早起き) |
| 総睡眠時間・昼寝 | 夜間にまとまる | 夜間は短く、日中の居眠りが増える |
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