学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §2 運動器系 / QJ34A054
理由で解く 柔道整復師
股関節は寛骨臼が深く骨頭を包み込む臼状(球)関節です。正解は2。
関節の分類は、関節面の形と運動軸の数で決まります。球関節は3軸性で自由度が最も高く、そのうち受け皿が深く骨頭の半分以上を包むものを臼状関節と呼びます。深い分だけ安定性が高く、可動域は肩関節より小さくなります。逆に肩関節は関節窩が浅くて可動域が最大となる代わりに脱臼しやすく、形と機能が表裏の関係にあることが分かります。なお2軸性のグループでは、楕円関節(橈骨手根関節・環椎後頭関節)と顆状関節(膝関節・顎関節・中手指節関節)は教科書上それぞれ別の項目として立てられています。まとめて「楕円=顆状」と覚えてしまうと、本問のような分類の組合せ問題で混乱するので、名称と代表例は分けて整理してください。
| 分類 | 軸 | 代表例 |
|---|---|---|
| 球関節 | 3軸 | 肩関節 |
| 臼状関節(球関節の一型) | 3軸 | 股関節 |
| 蝶番関節 | 1軸 | 腕尺関節・指節間関節 |
| 車軸関節 | 1軸 | 上橈尺関節・正中環軸関節 |
| 楕円関節 | 2軸 | 橈骨手根関節・環椎後頭関節 |
| 顆状関節 | 2軸(膝関節は屈伸+屈曲位での回旋) | 膝関節・顎関節・中手指節関節 |
| 鞍関節 | 2軸 | 母指の手根中手関節 |
| 平面関節 | 滑り | 椎間関節・肩鎖関節 |
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