学習トップ理由で解く 柔道整復師必修問題 ▸ §5 関係法規 / QJ34A050

理由で解く 柔道整復師

QJ34A050 必修問題

出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午前 問50
問題
医療法に規定されていないのはどれか。
選択肢
1 病院
2 助産所
3 老人福祉センター
4 介護老人保健施設
解答
正解3(老人福祉センター)
解説

医療法は病院・診療所・助産所を定め、介護老人保健施設も医療提供施設として明記している。老人福祉センターは老人福祉法に基づく施設で、医療法には規定がない。

医療法は医療提供施設として、病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院、調剤を実施する薬局その他の医療を提供する施設を挙げ、これらの施設や患者の居宅等において医療が提供されるものとしている。病院は20人以上の患者を入院させる施設を有するもの、診療所は入院施設がないか19人以下のものと定義され、助産所は妊婦・産婦・褥婦を10人以上入所させる施設を有してはならないとされる。介護老人保健施設や介護医療院は介護保険法に基づいて開設される施設だが、医療法上も医療提供施設として位置づけられている点が繰り返し問われる。一方、老人福祉センターは老人福祉法が定める老人福祉施設の一つで、地域の高齢者に相談・健康増進・教養やレクリエーションの場を提供する施設である。

✓ 3. 正しい(医療法に規定されていない)
老人福祉センター
老人福祉法に規定される老人福祉施設の一つで、医療法には規定がない。医療提供施設ではなく、高齢者の相談・健康増進・教養やレクリエーションの拠点として設けられる。
✗ 1. 誤り(医療法に規定されている)
病院
医療法が定める医療提供施設である。医師または歯科医師が公衆または特定多数人のため医業・歯科医業を行う場所で、20人以上の患者を入院させる施設を有するものをいう。
✗ 2. 誤り(医療法に規定されている)
助産所
医療法に定義される施設で、助産師が公衆または特定多数人のためその業務を行う場所をいう。妊婦・産婦・褥婦を10人以上入所させる施設を有してはならないとされる。
✗ 4. 誤り(医療法に規定されている)
介護老人保健施設
介護保険法に基づいて開設される施設だが、医療法でも医療提供施設として明記されている。在宅復帰を目標に、看護・介護とリハビリテーションを提供する。
ポイント
  • 医療提供施設=病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院、調剤を実施する薬局など
  • 病院は入院施設20床以上、診療所は19床以下(無床を含む)
  • 助産所は医療法に定義される。入所は10人未満
  • 介護老人保健施設・介護医療院は介護保険法の施設だが、医療法にも医療提供施設として登場する
  • 老人福祉センター、養護老人ホーム、特別養護老人ホームなどは老人福祉法の老人福祉施設
比較表
施設根拠法位置づけ
病院・診療所医療法医療提供施設(20床以上/19床以下)
助産所医療法助産師が業務を行う場所(入所10人未満)
介護老人保健施設・介護医療院介護保険法(医療法にも医療提供施設として明記)医療提供施設
老人福祉センター老人福祉法老人福祉施設(医療法の規定なし)
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